
ビー!ビー!ビー! あっべ!地球出ちゃった💦(笑)マジ卍
はじめに
メーデー!メーデー! 地球人が一人、なんかの手違いで大気圏外に出ていってしまった!ヒューストン!対応を請いたい!
ううむ。これは困った。しかも彼には彼女がいるというじゃないか。宇宙に行ってしまったのはやむなしだが。。。
このままでは過去にない、遠距離恋愛としてギネス世界記録になってしまう。
ともあれ早速、二人をくっつけるための解決、手法を検討するための会議を開催しよう!
一刻の猶予もない!!さあ、みんなの意見を聞かせてくれ!
―こうして、ホワイトハウスの中枢には、NASA、UN、FBI、CIA、モサド、インターポールとかのスゴイ人が4人集められた。
そうして、彼らの頭脳とチームワークにより、カレの救出策は7つの案まで絞られることとなった。
アジェンダ:
1 オナラで帰還
2 吐息と鼻息で帰還
3 ズームで通話
4 ワープ
5 どっかの惑星か月の着面から、おもっきりキックして戻る
6 どっかにいる神様か神龍に頼んで戻る
7 彼女にきてもらう
1 オナラで帰還
おいおい、そんなの無茶だ!何言ってるんだ?!
?:「オレはこの案に賛成だぜ?」
!! マイケル……
マイケル:「そもそも奴はなんの装備もなしに宇宙にいっちまったんだ。ここは彼が身体的に持っている機能を最大限に生かすしかねえだろ。」
それもそうだが、、
マイケル:「そうさ。やつが地球に戻って彼女に再会するには一つしか方法はねえ。そう、逆噴射さ。」
そうか、そんな方法が!
マイケル:「奴は最初、地球の地面に向けておもっきり、オナラをしちまったから、大気圏も超えていっちまったに違えねぇ。今度は、逆向きに放屁すればいい。シンプルな方法よ」
なるほど……
2 吐息と鼻息で帰還
?:「ちょっと待って!その案はあまりに無謀よ」
ジェシー…
マイケル:「なんだって?」
ジェシー:「私が言いたいのは、オナラの推進力だけでは不足しているということよ」
マイケル:「どういうことだい?詳しく教えてくれ」
ジェシー:「吐息と鼻息も利用するのよ。そうすれば計算上は……(カタカタカタカタ) 3倍よ」
単純に空気出てくるとこの数じゃねーか
マイケル:「なるほど、それならたしかにいけそうだな。彼も早くに地球に帰ることができそうだ」
ジェシー:「ええ。彼女のためというなら、男はなんだってしてくれないとね」
3 ズームで通話
?:「話を遮ってすまない。だが、こう考えてみるのはどうかな?彼は地球になんて戻る必要はそもそもあるのかって」
マイケル:「おいおい、ますます分からないな」
ジェシー:「どういうことなの?ケリー」
ケリー:「今の時代、ズーム、つまりリモートでも十分に連絡の取り合えるツールがあるんだ。それで十分だろ」
たしかに一理あるが。彼だって地球に戻って直接彼女といたいはずなんじゃないか?
ケリー:「どうかな?彼はあ・え・て・宇宙に、向かったんじゃないのか?」
一同: !!! 何だって?
ケリー:「だってそうじゃないか。一度こうも考えてみてほしい。誰しも手違いなんかでいきなり宇宙に行けるものじゃないって。違うかい?」
マイケル:「ああ……たしかにな。ということは、君の話でいうと、奴は進んで、自分の意志で宇宙に行った。。。だとすれば、その意志を尊重してやりたいってことだね?」
ケリー:「その通り! ボクはそう思っているよ。彼はきっと宇宙の真理を求めに飛び出したはずだ。ぜひとも彼には、二兎を得てほしいね」
ジェシー:「でも彼はケータイもPCも持ってなかったわ。それに充電が切れてしまうわ」
ケリー:「なんてこった………そしたらこの案はオワコンだな、南無三」
4 ワープ
グレッグ:「んじゃ、ワープさせちまえばよくねえか?」
お、おい、お調子者のグレッグは、また突飛なことを言いやがる。。。まったく。
しかし、彼の思い付きともいえるアイデアは、これまでアメリカ合衆国が難局を乗り越えるたびに、その中心にあった。聞いてみようー
グレッグ:「まず奴とこちらからコンタクトをとるんだ。そんでもって、奴にワープの方法を伝授するってワケさ」
ジェシー:「私もワープは確かに考えたわ。でも本当にできるのか疑問よ。前代未聞だし、事例もないわ」
ケリー:「おいおい、ジェシー。俺たちはハナから前代未聞の課題に取り組んできたんだぜ?今回だって、男が突然宇宙に言っちまったんだ。それもオナラでだ」
ジェシー:「オナラとは決まってないわ。ともかく、ケリーの言うことは正しい。。。そうね。ワープはどうすればいいの?」
グレッグ:「オレもよくわかんないけど、ワープについて研究してる人の本とか、奴に読ませればワンチャンある気がする。オレにはワープの理論て難しそうだから、読む気にすらならないけど。。奴なら愛の力とかで何とかなるだろ」
マイケル:「雑過ぎワロタwww」
5 どっかの惑星か月の着面から、おもっきりキックして戻る
―――そうして、3時間が経過した―――
マイケル:「そうだ!」
一同:「何だい?」
マイケル:「彼はきっと、どこかの惑星か、うまくいけば最寄りの月にたどり着くんじゃないのか」
たしかに、宇宙広しとは言えど、どこかの小惑星であったり、地表のある物体にいきあたる可能性はあるだろう
マイケル:「そこでなんだ、そのままぶつかる弾みで、反対に飛べば、地球に戻ってこれるだろう」
ケリー:「なるほど」
ジェシー:「地球は常に動いているわ。だから一筋縄にはうまくいかないでしょうけど、やってみる価値はあるわね」
グレッグ:「ついでに、サンプルでも採取してきてくれたら、一儲けできそうだな……なんつって」
6 どっかにいる神様か神龍に頼んで戻る
ジェシー:「それに、こんな案はどうかしら?きっと宇宙のどこかには、界王様とかシェンロンがいるはず。ドラゴンボールで読んだことがあるわ」
マイケル:「それ、言えてる。間違いなく存在するね。」
グレッグ:「彼らに会えば、きっと、それこそワープとかの願いを叶えてくれることで、彼は地球に戻ることができる!」
……………いませんでしたとさ。 ←は?
7 彼女にきてもらう
ケリー:「参ったな。これではもう、彼は地球に帰ることはできない。八方ふさがりだ。」
だんッ!!!
一同: !!!!
?:「あきらめんなよ!」
一同:「Mr.一休!!」
一休:「彼が地球に帰れないのであれば、彼女が宇宙に来てくれれば、問題はクローズ♪動くしかない、まず!お任せあれ to この坊主!HERE WE GO ALWAYS!!♪」
一同:「ナイト・プー―――ル!!!」
――――そのころ、宇宙――――
彼氏:「はぁ~、宇宙とか暗すぎて、心まで暗くなりそ。まじダウンタウン」
ケータイ: ピロリン♪ピロリン♪
彼氏:「あ、カノピからだ!もっしも~」
彼女:「カレピッチ?乙丸~」
彼氏:「乙丸~。てか、宇宙に来ちゃってマジ下げ↓なんすけど」
彼女:「なにそれ、ウケるwww」
彼氏:「PON !PON !PON ! とりま、どした?」
彼女:「てか、うちら、マジOVER。リアコしてきたわけじゃねーし、うちらの関係にピリオド打ちたくね?」―リアコ…リアルに恋。
彼氏:「ちょ、まてよ!……♫俺らまだ旅の途中!それにまだしてないチュー!初めて出会った場所、第四中の頃!このドキドキ!過ごしてきた時々!思い起こす手をつないだ、桜の木!その下で感じた、お前へのLOVEの気持ち!♫」
彼女:「……SAY! ♫でも思い出せYO!あの時口にしたセリフをYO!俺お前タイプじゃない?それなら他に好きな奴いるんじゃない?私、マジはかない!うそつかない!そんなお前の言葉に気が気じゃない!YEAH~~~♫ ……だから今言う、アンタにSAY GOODBYE BYE Yeah~♪」
彼氏:「UH… OH.. とか何とか言っても、やっぱお前も!そんなオレを!いつまでも!……って、あれ、あれ?もしもし?もしもーーし?!……ちょ!電話切れてるって!卍!卍すぎてジョン万次郎!ウケるwww 」
―――そして地球では―――
彼女:「空の星になる私のマジ恋、いってこい!見てこい!それは私の初・恋の色!今はただの黒・色!色・々あったよ!でも、もう遠くにい・ろ!..FOREVER……★」
…………………来ませんでしたとさ。
〇まとめ
いかがでしたでしょうか。
これで、あなたも大気圏外に行ってしまっても、愛しの人と再会ができるのではないでしょうか。
なにせ、世界トップクラスの宇宙のプロフェッショナルたちが考案してくれた諸案ですから。
これで実は彼女に「別に好きな人が」「もう好きでなくなってたし」って言われたら、暗い宇宙の中でボクは何を思うんだろう……
……ハッ!!いかんいかん。
ともあれ、今回もありがとうございました。
それでは、また!